公開レッスン

先月末、某イベントの中に組み込まれたオペラのアンサンブル講座に参加してきました。
二組の伴奏を担当しましたが、東京のオペラ指揮者による公開レッスンで
とても充実した時間でした。

日曜は2時間ぐらいしか寝れずに朝から夜まで札幌でした。
ということで今日は遅い起床。

窓を開けると雪が降ってました。初雪です！！
今も少し降ってます。

昼間テレビを見ていたら、
最近の赤ちゃんは
母親から子守唄とか童謡を聞くことが少なくなっていると
歌手（女優）が言ってました。
これは自分も前から感じていたので、「そうそう」と思いながら見てました。
小さいときからの英才教育も大事ですが、
子守唄・童謡っていうものそれ以上に大切かもしれません。

音楽をする人間として、
クラシックは敷居が高いと思われがちなのはわかりますが、
子守唄・童謡はみんなに共通する音楽と言えると思います。

休みを体感

昨日でオペラの集中稽古はひと段落。
再来週が本番です。

先週から毎日札幌に出かけている感じでした。
ソロコンサートが終わってからは、オペラの稽古、歌の合わせ、
またコンクールを控えた子のレッスンを頼まれたり・・・。
（家のピアノは季節の変わり目で調子が悪いので、出張レッスンでした）

帰りも夜10時、11時ということが多かったので、
今日は遅くまで寝てました…。

数日は自分の練習ができそうですが、
アンサンブルの公開レッスン（歌）や、合唱伴奏が続きます。
これだけ多くのことを抱えているのは初めてのことで、
混乱しないようにと気をつけてやっています。

今夜はかなり冷え込むそうです・・・あたたかくして寝ます。

芸術の秋は大忙し!? だけど・・・

10月に入り、年内はコンサートが開かれます。
ということで、今月から大忙しというか
伴奏・ソロなど演奏する機会が増えました。

先週はソロコンサートで予想以上に体力消耗。
でも、お客さんには喜んでいただけたようで一安心。
その後は
室内オペラの稽古、オペラの2重唱、
合唱の伴奏などで出かけています。

ソロと違って、みんなの予定が合わないといけないので、
なかなか合わせての練習ができないということが起こったりします。
また人数が多いほど、伝達がうまくいかなかったりして、
音楽以外のところで疲れることもあります。
できるだけみんなが気持ちよく
音楽に集中できる環境になればいいと思います。

それはともかく、
今は譜読みしないといけない曲もたくさんあるので、
がんばります。

体調だけは崩さないようにしないと。
先日、インフルエンザ警報?が出ました

時間

最近スポーツメンタルや選挙コンサルタント？の本を読んだ。
まったく分野は違うが、全く同じことが書かれていた。

時間の使い方・・・

「これをして、次にあれをする」ではなくて、

目標があったとして、そのためには明日はこれをする、
今日はあれをする、では今はすべきことは？・・・というように
時間の流れとは逆に考えて、すべき行動を決める、ということ。

上手く事が運ばずに、先延ばし先延ばし・・・なんてことはありうることだから、
こういうことは大切だな。

コンクール

今日は某コンクールの予選を聞いてきた。

中学生の部は２曲で
バッハの平均律Ⅰの指定された３曲から１曲
モシュコフスキのエチュード（指定１２曲）からを１曲
となっていた。

バッハをこれだけたくさん聞いたのは久しぶりで、
普通のリサイタルでも平均律を取り上げる人は少ないと思うので、
自分が学生の時とは違う新鮮な気持ちで聞いていた。
逆を言えば、若いからこそ平均律をやっておくべきなのかもしれない。

モシュコフスキは選択の範囲が広いため、
いろいろな演奏が聞けた。１、５、６番あたりが多かったと思う。
全員聞き終わって感じたのは
「このエチュード難しい！！」
弾きづらい部分が必ず含まれている気がする。
その辺で多くの人が苦労していたようで、
帰宅してからポロポロ弾いてみるとよくわかった。
そういえば、留学中にセミナーのために来ていた有名な教授が
６番をアンコールでさらっと弾いていた。
（高齢の先生だと思うが、そのときはラヴェルのスカルボなど
鮮やかに完璧に弾かれていた。）

日本では当たり前という感じの課題曲だが
久しぶりに聞いてみての再発見だった。